2008年02月13日

お化けの出るラブホテル

そのころ、エドサ通りはタフトアベニューまでしか開通していませんでした。
エドサ通りとロハスブルバードの間は広大な空き地で、今のエドサコンプレックスの辺りはただの野原だったのです。
ヘリテージホテルは、その何年か前に起きた火災で骨組みだけが残っているだけでした。
ロハスブルバードの外側はまだ海でした。

ロハスブルバードからエドサ通りに抜けるには、クネタ通りを通ってタフトアベニューを左折してという道筋を通らなければなかったのです。
クネタ通りというのは今でも両側にラブホテルが立ち並ぶラブホ通りで、そのころからラブホテルが何軒もあったのです。
あんまり近づきたくない様相を呈していました。
今でもそうかもしれません。

私が奥さんと暮らしていたバクラランのアパートにはお湯のシャワーがありませんでした。
かろうじて水シャワーがあったのですが、真夏の暑いときならともかく、今頃の季節は水シャワーは冷たくてたまりません。
大きなポリバケツに鍋で沸かしたお湯を入れて水でうすめて入浴していたのです。
時々無性にお風呂に入りたくなります。
日本人はやっぱりお風呂ですよね。

そんなわけで、週末に奥さんと二人で時々ラブホテルに行っていました。
今みたいにサウナなんかもありません。
シャンプーや石鹸、洗いタオルと着替えを持ってまるで銭湯に行くような格好でラブホテルに行っていたのです。
いつも行くのは今でもあるビクトリアコートというホテルでした。
ここは安くはないのですが、大きなお風呂があって快適だったのです。
ある日、いつものように『お風呂にいこう。』ということになったのですが、『たまには別なホテルに行ってみようか。』ということになって、同じ通りのもっとタフトアベニューに近いホテルにチェックインしました。
少し薄汚れた古い感じのホテルでなんとなく薄気味が悪いホテルでした。
名前はもう忘れてしまいました。
最近は、あっちのほうには行く機会がありませんので今もあるのかどうかもわかりません。

まずはお風呂です。
お湯を入れて風呂の仕度をしていると奥さんが『何かいる。』と言い出しました。
『そんなことはないだろう』といってお風呂に入りました。
奥さんも入ってきてしばらくしたら、どこからともなくうめき声が聞こえてきます。
ホテルの壁が薄くて隣の声が聞こえてきたというわけではありません。
恨みのこもった恐ろしい感じの声でした。
まるで地の底から聞こえてくるような声でした。

気味が悪くなった私と奥さんは、お風呂にはいっただけですぐにチェックアウトしました。
ホテルの従業員が『部屋が気に入らないなら別な部屋を用意する』とかいろいろといってましたが、そんなことは一切耳に入りません。
とにかく、一刻も早くそこを立ち去りたかったのです。
そこが昔墓場だったとか処刑場だったとかいうオチはありません。
というか、よくしりません。

それから奥さんと二人でラブホテルに行かなくなりました。
ポリバケツにお湯を入れて行水で我慢するようになったのです。

(((p(>v<)q)))!!



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posted by マニラのおぢさん at 08:00| Comment(1) | TrackBack(1) | おぢさんの昔話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然のコメントですみません。
お化けは恐いですが、奥さんとラブホっていうのがいいですね。
Posted by 伊藤博 at 2009年05月24日 03:35
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