2007年11月21日

クーデター 〜その6〜

さて、フィリピンプラザに戻った私には、もうひとつ大変な仕事が残されていました。
それは、監査役を何とか説得して、とにかく帰国していただくこと、でした。

車の中でいろいろと考えましたが、なんて話していいのかよくわかりません。
『まぁ、何とかなるだろう!』ということで(いざとなるとめんどくさくなる私です。)、フィリピンプラザに着きました。
車で5分くらいしか離れていませんけど、この日は何往復したか覚えていないくらいうろうろさせられました。

さて、フィリピンプラザについたら監査役がいません。
どうやら運よく部屋が確保できたようです。
フロントで確認して、部屋に電話を入れて部屋までいきました。

『監査役、ご家族も心配していますし、本社の対策本部からもすぐに一旦帰国していただくようにという指示が入っていますので、一旦帰国してください。』
と強くお願いをしました。

監査役監査は、フィリピンのあと台湾に向かう予定だったのですが、予定はすでに大幅に狂ってしまっています。
『台湾でも待っているはずだ』(待っているはずなんてないのですが・・・)というのを
『すべて監査先はご理解していますので、とにかく帰ってください。』
少し強い口調で、
『一旦帰ってくれないと困ります』
何度もお願いしました。
ずいぶん渋っていましたが、最後には説得に応じて帰ることにしてくれました。
『君がそこまでいうのなら帰ることにしよう!』
というので、素直に
『ありがとうございました。』
とお礼を言いました。

さて、これからまた一騒動です。

今度は、チケットを手配しなければなりません。
監査役のチケットは、マニラから台北に行くチケットでした。
これをキャンセルして、マニラから大阪に入るタイ航空のチケットに変更です。

タイ航空のオフィスは、その頃マニラパビリオンホテル(だったかな?・・・このホテル何度も名前が変わっていてもしかしたら間違っているかもしれません・・・リサール公園のすぐそばにあるカジノが入っているホテルです。)の1階にありました。
時計を見たらすでに4時近かったので、急いでそちらのオフィスに行きました。
ホテルのフロントは、逃げてきたお客の対応にていっぱいで、チケットの変更まで頼めるような状態ではありません。
自分で走り回るしかなかったのでした。

タイ航空のオフィスは、意外と落ち着いていました。
すぐに対応してくれて翌日の大阪行きの席を確保することができました。
また、このチケットを持ってフィリピンプラザの監査役のところへ行き、チケットを手渡して、翌日迎えに来るのでよろしくお願いしますといってホテルを後にしました。

センチュリーパークホテルのお客さんのところによって、部屋が確保できたことを確認して、日本人マネージャーと少し話をしました。
無理にお願いをしてキャンセル待ちのリストに入れていただいた監査役の部屋は、別なホテルで確保できたので、必要がなくなったという説明をして頭を下げました。
この人、たぶん忘れていたんだろうな???というような対応でした。

ホテルのマネージャーなんてこんなものです。

最後に、所長のホテルによって一部始終を報告しました。
『ご苦労さんだったね!』
『明日の飛行場までの見送りは私も一緒に行くよ』
ということで、次の日の朝の時間を約束して、寮に帰りました。

寮に帰って、本社の対策本部に報告です。
本社の最大の関心事は、全員の無事が確認できたその時点では、監査役が日本に帰るかどうかでした。
何とか説得して、明日の大阪行きで日本に帰るという報告をしたところ、本当に感謝されたようでした。

翌日、もう一波乱あったのですが、このへんで・・・・。
続きます。

わーい(嬉しい顔)






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posted by マニラのおぢさん at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | おぢさんの昔話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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