2008年10月09日

不正事件発覚 〜その2〜


激しく放置してしまいました。
なんとなく忙しくなってしまい、申し訳ありません。
今日もマニラはよい天気です。

我が家のあるビレッジでは、毎週木曜日、公園でマーケットがオープンします。
売っているのは、肉や魚、野菜など。
おくさんが散歩をかねて出かけていきました。

さて、昔のはなしの続きです。

工場長の秘書の不正(横領ですね)が発覚して、『さあどうしようか?』ということになりました。
弁護士に相談したほうがいいだろう・・ということになって、顧問弁護士のところにいきました。
出てきたのは30くらいの若い弁護士です。
労働法の専門ということだったのですが、見るからに頼りありません。
(本当にこいつで大丈夫なのかな?)と、思ったのですが、他に選択肢もありません。
他の弁護士に相談するという気持ちは当時の2代目ボンボンばか社長の頭にないことはわかっていました。

事情を説明して、対処方法を相談しました。
弁護士のアドバイスは、まずは真相を究明すること。
こういうケースでは、当事者に事情を説明する機会を与えなければなりません。
文書で説明を求めるのが先です。
すでに信頼関係がなくなってしまっているので、工場長秘書をこのままにしておくわけにはいきません。
このときはまだ工場長は、『いい子だし、今までよくしてくれたから、クビにするのはどうも・・・』などと同情的なことを言っていました。
それでも一応、弁護士に『これで解雇ができるか?』と聞いてみました。
弁護士は、『不正事件がはっきりしているのだから、間違いなく解雇できます。』といいました。
あまりの即答にこちらが疑問に思うくらい。
(本当に大丈夫なのかな?)と思いつつ、弁護士事務所を後にしました。

翌日、人事部長から本人に対して事実を確認する文書を発行しました。
『こういう事実が報告されているが、これに対して事情説明を文書で24時間以内に提出しなさい!』
という中身のものです。
本人から受け取りのサインを取って保管します。
このまま回答がないようだと、事実を認めたことになってしまいます。
その日、文書を受け取った工場長秘書は会社を早退しました。
『気分がすぐれない。』
という理由でしたが、本当のところは弁護士にでも相談にいったのでしょう。

翌日、回答書を作って提出してきました。
予想されたことではありましたが、全面的に否定です。
回答書には、こんなことが書かれていました。
立て替え金の清算はすべて工場長または日本人職員の指示に基づいて行ったものです。
経理から受け取ったお金はすべて清算を依頼した人にお渡ししています。
領収書やサインの偽造などした覚えはまったくありません。

これを真に受けると、領収書の偽造は日本人の仕業で、お金を受け取ったのも日本人、不正をしたのは日本人職員ということになります。
ここに来て、それまで多少同情的な面を残していた工場長の怒りが頂点に達してしまいました。
全部(ほとんど)自分のせいにされてしまったわけですから、その気持ちもわからなくはありません。
懲戒解雇以外にない!という強硬姿勢に変わってしまいました。

さあ、全面対決です。
おもしろくなってきましたね。
もうちょっと続きます。



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posted by マニラのおぢさん at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | おぢさんの昔話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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