2008年09月29日

不正事件発覚 〜その1〜

なんだか放置気味になってしまいました。
ネタ切れ?というわけでもないのですが、シリーズものを書くと次のテーマを思い出すまでに時間がかかってしまいます。
悪いくせですね。

ここ2〜3日、犬の遠吠えが聞こえます。
たぶん、近所のどこかの家で新しく犬を飼い始めたのでしょう。
気味の悪い声でほえるので、なんともいやなものです。
さっき、娘に『お前が歌っているのかと思った。』といったら、『ひどい!』と怒られました。
ちょっといけませんね。
(でも、本当にそう思ったんですけど・・・)

さて、昔のはなしと行きましょう。

工場長のお話です。
一見、優しそうでまじめな感じの人でした。
ところが、その実態はそうでもなかったようです。
3ヶ月ごとに定期的に運転手を変えていました。
私生活を知られることを極端に警戒していたのです。
何もそこまでしなくても・・・と思っていたのですが、どうやら知られたくないようなことをしていたようでした。

それはさておき、ある日のことです。
伝票をチェックしていた経理の女性が、おかしなことに気がつきました。
経理のマネージャーがこっそり私のところへやってきて、
『ちょっと見てほしい。』
といいました。
会議室の中に入って、見つけた経理の女性も一緒に3人で伝票を確認しました。
どうにもこうにも・・・偽造です。

作成したのは工場長の秘書でした。
工場長の立て替え金の清算の形をとって、工場長の知らないところで経理に請求して来ていたのです。
当時、請求書の清算の場合は、一覧表を作成して一覧表と請求書にサインをすることになっていました。
まず、おかしいなと経理の女性が気がついたのは、請求書がコピーだったことです。
それから詳しく中身を見始めました。
サインがいつもの工場長のサインと微妙に違います。
私が見たところでは、はっきり違っていました。

他にもないかということで、他の伝票を探し始めました。
でるわでるわ・・・・
中には、私のサインを偽造したものもありました。
工場長の秘書が日本人職員の立て替え金清算業務を一手に担当していたのです。
その月を見ただけで3件くらいあったように記憶しています。
さらにさかのぼって伝票を確認しました。
半年以上前から偽造を始めていたようでした。
被害総額は、たいしたことはありませんでした。

そこまで確認してから、工場長に報告にいきました。
まずは事実を確認しなければなりません。
工場長に対して、領収書に覚えがあるかどうかを確認していきました。
当然ですが、ほとんど記憶がありません。
中には、実際に工場長が使って清算をしたものも混じっています。
それに巧みに偽造した領収書を紛れ込んでいたのです。

工場長の秘書は、もう長い間、その仕事にいました。
『家にも行ったことがあるし、お母さんとも話したことがある。
・・・そんな子がこんなことをするなんて?!』
と愕然としていました。
一見、そんな子にはまったく見えません。
なんともいやな思いをしたものでした。

もうちょっと続きます。



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posted by マニラのおぢさん at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | おぢさんの昔話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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