2008年07月27日

イグレシア・ニ・クリスト


子供たちが映画を見に行ってきました。
今帰ってきたばかり。
男の子たちふたりと女の子たち三人、別な映画を見てきたようです。

三女が帰ってくるなり、泣いています。
どうやら長女と兄弟げんかをしたようです。
原因は、飲みかけのコーラを紙袋に入れていたのがこぼれて本にかかったとか、実にくだらない話です。
まぁ、小さい頃ってそんなものですよね。
家を出かけるときは仲良く出て行ったのに、困ったものです。
少し落ち着いたら説教してやんなきゃ。。。

さあ、昔の話をしましょう。

イグレシア・ニ・クリストという宗教団体があります。
キリスト教の一派で、いわゆる新興宗教です。
プロテスタントの一派といえると思いますが、キリストは神の言葉を伝える単なるメッセンジャーだという考え方です。
ですので、クリスマスも祝いませんし、十字架もマリアも崇拝しません。
お墓にも行かないんじゃないかな?
詳しいことはよくわかりません。

工場に、この宗派の女性と結婚した日本人の品管部長がいました。
品管というのは品質管理のことです。
お客さんが日本の会社でしたので、品質管理に日本人をおくのが要求されていました。
イグレシア部長と呼ぶことにします。

イグレシア部長は、もともとは大きな会社の購買担当でした。
この会社がお客さんのお客さんだったようです。
日本で、奥さんと知り合い、恋に落ちました。
このおくさんがイグレシア・ニ・クリストの信者だったのです。
この宗教は、信者以外との結婚を認めていません。
イグレシア部長は、まだ日本で勤めているころ、休暇をとってイグレシア・ニ・クリストに入信し、セミナーと洗礼を受けて結婚しました。
日本にも横浜(だったと思います)にこの宗教の教会があって、毎週日曜日に静岡から車で通っていたそうです。
おくさんは熱心な信者でしたが、だんなさんのほうはおくさんと結婚するために入信しただけですので、決して熱心な信者ではありません。

やがて、奥さんがホームシックにかかり毎日泣いてばかりで過ごすようになりました。
これはいけないと考えたイグレシア部長、フィリピンに移住することを決意して、いろいろと働き口を探していました。
そこでお客さんを通じてわが工場に勤めることになったというのがいきさつです。

同じような境遇の日本人の信者がそのころもう一人いました。
彼のほうはイグレシア部長よりも本の少し、まじめに教会に通っていたそうです。

イグレシア・ニ・クリストの教会というのは、どこにいっても同じ形をしています。
玄関の両側に高い塔が突き出た教会を見たことがあるのではないでしょうか?
あれがイグレシアの教会なのです。
工場のあったカランバというところは、イグレシアの強い地域でした。
工場の中にも信者はたくさんいます。
工場では、一般工員で品管部長よりもずっとポジションが低い人でも教会での立場というのは別物です。
『最近、教会に来てませんね。』なんていわれていたようです。

イグレシアの信者は、毎週木曜日と日曜日に教会に行かなければなりません。
教会には、その教会に所属する信者の名簿があって、出席を確認しています。
あまり出席率が悪いと教会の偉い人が家庭訪問をして、『きちんと教会に来ないといけません。』というようなことを言って帰るそうです。
おくさんが同じことを言うので、なかなか困ったものです。
日曜日などは無理やり教会に連れて行かれていたようでした。

さらに、イグレシアの信者は、収入に応じて教会に寄付をしなければなりません。
確か、10%だったと思います。
これはまじめに奥さんが払っていました。

お酒を飲んだり、女遊びをしたりというのもご法度です。
ただ、イグレシア部長はこれが大好きでした。
何とかおくさんの目を盗んで遊びにいこうと腐心していたのでした。
しかたがありませんね。
(≧∇≦)/ ハハハ



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posted by マニラのおぢさん at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | おぢさんの昔話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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