2008年12月22日

台風の話 〜その3〜


クリスマスだというのに、いまひとつ盛り上がりません。
今年はクリスマスパーティを取りやめにした会社もたくさんあります。
お客のところにいっても暗い話ばかりです。

どこどこの会社は正社員を200人解雇するとか、従業員の任意退職を募集したとか、そんな話ばかりです。
世界的な不況の波がフィリピンにも押し寄せてきています。
特に、輸出企業が真っ先に反応しています。
お客からのオーダーが軒並み減少しているのです。
犯罪も増えてきているし、凶悪化しています。
今までは、殺すまでしなかったところが平気で殺されてしまっています。
年末年始の休暇を利用してフィリピンに遊びに来ようと思ってるあなた、十分注意してくださいね。
3ヶ月前のフィリピンとは全然違いますよ。

というわけで、昔の話です。

ものすごい雨と風の中、会議室で対処方法を検討していました。
すると、うそのように晴れ上がったのです。
台風の目に入ったのでした。
青空さえ見えています。

さて、どうしようか?
台風が通り過ぎたわけではありません。
台風の目ですから、2時間もすればまた暴風雨が襲ってきます。
従業員が帰る途中で、事故にでも巻き込まれたら大変です。
『1時間で家につけるものは帰りなさい。それ以上とおくのものは、会社にこのまま残って台風が完全に通り過ぎるまで会社で非難していなさい。』
という、指示を出しました。
近くのものから続々と帰り始めました。

ある程度の人間が帰った後、残っている従業員を集めて、遠くのものは台風が通り過ぎるまで外に出ないように改めて指示を出しました。
さて、日本人もいつまでも会社にいるわけにもいきません。
会社に出ていたローカルの一番トップの人間たちを集めて、細かく指示をしてから帰ることにしました。
自分たちの家がどうなっているのかも心配です。

さて、意を決して工場を出発しました。
こんな天候の時に高速道路を走るのも心配ですし、何よりとても怖かった。
とりあえず、いけるところまで行こう!みたいな感じでした。
車もできるだけ一緒に連なって走ろうと決めました。
集団下校の車版ですね。

工場を出て、高速道路に乗るところですでに冠水しています。
乗用車で通れるかどうかぎりぎりの感じでした。
車の後部座席で、かばんをまずシートに載せます。
次に靴を脱いで両手に持ちます。
足は、シートの上であぐらをかきます。
足元まで水が入ってきてもよいように準備をするのです。
『さあ、行け!』
何とか高速道路に乗ることができました。
それからが大変です。
車はほとんど通っていません。
こんな日に車で走っているなんて、ある意味キチガイ沙汰です。
高速号路の両側の木はほとんど倒れていました。
直径1mを越えるような大きな木まで、きれいに同じ方向に倒れています。
道路を半分以上ふさいでしまっていて、何とか車1台が通れるようなところがいくつもありました。
いたるところで、冠水しています。

結構時間はかかりましたが、何とか家にたどり着くことができました。
ひどい一日だった。。。

もうちょっと続きます。たぶん。。。


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posted by マニラのおぢさん at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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